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半高第39回生による柊陵セミナー開催(H29.11.13)

 日時 平成29年11月13日(月)
 講演 平野貴也氏(高39回生)
 演題 人生の波に乗る〜有意義な時間を送るためのヒント〜

 今年は沖縄県の公立大学名桜大学及び大学院でコーチ学やマリンスポーツ研究の教授として教鞭をとっている平野貴也さんが講師を担当し、有意義な時間を送るためのヒントとして『人生の波に乗る』と題し講義を行いました。
 高校時代より保健体育教員を目指し、進学した鹿屋体育大学では陸上選手からウィンドサーフィン選手へと転進。その後、コーチ学を学ばれ、歩んできた自らの人生経験をもとに、紆余曲折いろいろある人生の中で『コレだ』と思う道を進み、楽しい毎日を送るためのヒントを伝授。
 目標を定め、コツコツと努力を重ね「心・技・体」のバランスを整え、最高のパフォーマンスを発揮するためのコツを、わかりやすく丁寧に紹介。いまの自分の感情がどうなのかを知り、自分で感情をコントロールする。そのためにはどんな時でも、何をしていても、いつでも明るく笑えるような楽しい感情を思い起こさせるような方法を持っておくこと、そしてそれを日常から試しておくこと、『心』を磨くことの大切さを詳説。
 冒頭、プロジェクターに映し出されたリーゼントヘアー(!)の高校時代の写真や澤田哲校長先生との半田高校での教育実習時代の写真を自己紹介に織り交ぜ、生徒の皆さんの気持ちを和らげながらスタート。講義中盤には、生徒の皆さんに体を動かしてもらったり、隣の人同士で心の中を読み合うパフォーマンスも挟み、アクティブな参加型の講義となりました。
 限られた時間枠の中で、どのようにすれば有意義な高校生活を送れるようになるか。高校生と向き合ってコミュニーケションを取りながら話を展開し、会場の雰囲気がひとつにまとまっていく様子は、普段から最前線で学生を相手に仕事をされている平野さんならでは。豊富な自己研鑽のノウハウが、生徒の方々の知己となり、やがて人生経験を支えうる可能性を考えると、あらためて身が引き締まる思いがしました。
 30年前の卒業生と現役高校生がふれあう貴重な機会に接し時間を超えた縁を深く感じ、この事業が半田高校の伝統としていつまでも続いてもらいたいと胸を熱くいたしました。末筆になりますが、この場を借りて、会場設営並びに運営してくださった生徒の方々に感謝いたします。

    柊陵第61号『仲間との新たな絆に感謝』山内哲也(第39回生)より





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