Author Archives: 牧野 満@柊会HP管理人

 令和6年8月24日、東京大手町の経団連会館ホールで、「第15回東京柊会総会・懇親会」が開催されました。
 今回は、当日に飛び入りで参加された方も含めて284名の同窓生が出席されました。
 総会では、榊原定征会長(半高12回生)からご挨拶をいただき、議事として、第14回総会・懇親会の会計報告の後、役員人事として榊原会長(留任)以下11名の役員等が新たに選出されました。
 総会終了後は直ちに懇親会に入り、1回生の居林次雄さんのご発声で乾杯をした後にあちらこちらでにぎやかな懇談の輪が広がりました。
 本部からは山下勇樹会長(半高30回生)からご挨拶をいただき、林原健二半田高校校長、齋藤典久前校長から半田高校の最近の状況などをご報告いただきました。さらに、地方行政でご活躍になっている日高輝夫東浦町長(半高44回生)、神谷俊一千葉市長(半高43回生)から近況が報告され、また長年にわたり半高生を指導してきていただいた加藤貞夫先生に我々を励ますお話をしていただきました。
 懇談が進み、世代を超えた一体感が感じられる雰囲気の中で半田高校の校歌を斉唱し、最後に山脇 康副会長(半高17回生)に閉会のご挨拶をいただき、全員で写真撮影を行って、お開きとなりました。
 6年ぶりにお会いしたのですがその空白の時間をあっという間に埋めてしまうようにお話の輪が広がり、多くの皆さんが「楽しい時間を過ごすことができた。また会いましょう。」と声を掛け合っていらっしゃいました。
 次回は3年後の令和9年に開催の予定です。今回参加していただきました方はもちろん、興味を持っていただいた方も、ぜひ参加していただき、会場でお会いすることができます事を楽しみにしています。

 令和6817日、「第23回柊会総会・懇親会」が開催されました。

 6年ぶりとなる総会・懇親会は、実行委員として半高43回生、44回生、45回生を中心に、40回生、41回生、42回生の皆さんにもご協力いただいての開催となりました。事前の申込は約200名。直前の宮崎県沖の地震や前日の台風接近がありましたが、当日は181名の参加者となりました。

 まずは総会の開催です。役員改選、規約の一部改正、この2つの議案を承認いただきました。報告事項として、七中記念館の国登録有形文化財建造物登録プレートについて、図書振興基金の設立について説明がありました。その後に林原校長先生から中高一貫について概要説明や工事進捗状況についてスライドを使用してご紹介くださいました。記憶にある半田高校の景色が変わっていることに、参加者の皆さんも驚いている様子でした。
 また東京柊会を代表して、神谷美保様(半高44回生)よりご挨拶と報告を頂戴いたしました。同じく、柊会東北支部長の糟谷昌志様(半高37回生)からのご挨拶と報告を代読させていただきました。神谷様、糟谷様、ありがとうございました。

 総会終了後は懇親会です。皆さん学年を超えた交流を楽しんでいました。部活、仕事、お住まいの地域などの共通の繋がりで懐かしい思い出話や同窓生の活躍などの話題で歓談されていました。また、新たな出会いが生まれた人も多く、貴重な場になったのではないでしょうか。
 アトラクションとして、太神楽曲芸師として活躍されている北岡さん(半高44回生)による「福を呼び込む予祝芸~宝来家幸輝の太神楽~」がありました。和傘の上でいろいろな物を回したり、口にくわえたバチの上で土瓶を操ったり、澤田元校長も参加して曲芸を披露したりと、伝統芸能に感動しながら会場は大いに盛り上がりました。
 加藤貞夫元校長からもご挨拶を頂戴し、私たちに元気とエールを届けてくれました。
 最後は校歌斉唱、「あさあけの~」と半田高校校歌を歌える喜びをかみしめながら閉会となりました。

 総会・懇親会において配慮の至らない部分も多く、ご面倒をおかけしたかと思います、この場を借りてお詫び申し上げます。

 次回は3年後の令和9年に、半高46回生、47回生、48回生が実行委員会の中心となって開催される予定となっております。今回参加して下さった方はもちろん、興味を持たれた方は是非、次回の総会懇親会へお気軽にご参加下さい。

山下会長 挨拶林原校長 挨拶
アトラクション 宝来家幸輝さんによる太神楽
澤田元校長も太神楽挑戦加藤元校長 挨拶
集合写真

 

令和6年229日(木)午前10時より、半田高校体育館において、令和5年度卒業生311名(第75回生)の柊会入会式が執り行われ、山下勇樹会長から幹事16名及び常任幹事4名に委嘱状が渡されました。

 山下会長からは、75回生に応援のメッセージと祝辞、柊会入会を歓迎する挨拶がありました。

 令和6年229日(木)、半田高校体育館において、第34回論文顕彰事業入賞者の表彰式が行われました。

 本事業は、半田高校卒業30周年記念事業として、平成2年度から始まり、今年度で34回目を迎えることとなりました。半田高校の卒業生に支えられる伝統的な事業の一つとなっています。
 この事業の主体は、柊会、半田高校、PTA、卒業30周年同窓生有志の皆さんです。今年度は半田高校第45回生を中心に実行委員会が組織されました。テーマは「あなたの第一歩」に決定し、12年生全員と3年生の希望者に応募の呼びかけをしました。「実際に自分で行動したことを必ず盛り込むこと」という条件が課されています。
 1年生2編、2年生192編、3年生2編、合計196編の応募がありました。令和6121日に半田高校にて本審査が行われました。厳正な審査を経て入賞論文を決定しました。

令和6年229日に開催された表彰式においては、第45回生代表青木倫子氏から賞状及び賞品が授与されました。また、その他の応募者全員に参加賞が贈られました。
 今回の顕彰事業を担当された半田高校第45回生の皆さんを始め、ご尽力いただいた多くの方々に心から感謝申し上げます。

<第34回在校生論文顕彰事業>

1テーマ  「あなたの第一歩」

2応募総数  196

3入賞作品

最優秀賞  「住み続けたいまちづくり―学生の私でもできることー」
優秀賞   「地元のためにできること」
      「亀崎に古民家カフェ通りを作る」
      「わたしの第一歩」
佳作    「アグピー号の問題点と解決案および私の行動」
      「りんくう海浜緑地における水質改善活動に関する中間報告」
      「声を上げれば、きっと届く」
      「今の自分にできる地域への貢献」
      「地域のための私の第一歩」
特別賞   「環境問題に向けて個人ができること」

 

最優秀賞

住み続けたいまちづくり ―学生の私でもできること-

「私はSDGs11番「住み続けられるまちづくりを」に着目し、半田市に人を呼び込むことを目的にクラシティという施設をどうにか利用できないかと考えました。
 まず、半田市とクラシティについての説明をします。半田市は総人口117,385(令和58月現在)、愛知県尾張地方にある市です。半田運河や赤レンガ倉庫といったその地を代表するものはあるものの、なかなか若い世代の人たちには刺さらず総人口は減少し続けており(1)、都市部への人口流出も見られます。私たちのような10 20代の若い世代が半田市に住みたい、住み続けたいと思うことができるように何か一つ集客を見込める飲食店などがあれば、SNSで発信することで若い世代から広まり半田市の名前が多くの人に届くのではないかと考えました。そこで私が考えたのが、クラシティの活用です。クラシティは知多半田駅から直通の連絡通路があり、複合商業施設、市営駐車場、分譲マンションなどで構成されています。5年前に「食」をテーマにリニューアルされ、現在も日々進化しています。この施設にはカフェや和菓子専門店などが入っており、のちに詳しく述べますが駅や高校も近いことから、ここを集客の場としたいと考えました。
 私がこの施設を知ったのは同級生のお母さんが働いていたことがきっかけで、そのつながりを元にクラシティで働く人や半田市役所の職員の方々から話を聞けるよう取り付けていただき、より詳しくクラシティの現状を調査しました。その結果、クラシティでは課題として近くに半田商業高校があるにも関わらず学生の往来が少ない、近くにあった商店街や半田市民病院がなくなり活気がなくなってしまった、クラシティについての情報をうまく広げられず知名度が低いなどの問題があるとわかりました。この事から、情報発信に積極的な若い年代の人(特に学生)にクラシティに立ち寄ってもらいたいと考え、若い世代にアピールするなら若い人の意見を取り入れたものにしたいということで、この施設の一階にある珈琲をメインに販売しているココチヤコーヒーというカフェの方からお声掛けいただき、共同メニューの制作がはじまりました。
 そこでまず学生に人気なデザート、飲み物について私や店員さんだけでは偏った意見になる可能性があったので店員さんと質問内容を考え、半田高校の2年生にアンケートを取りました。図2のとおり「買うなら」という質問には7割以上がドリンクと回答しています。高校生のお小遣いは平均5,000円くらいだそうで、その中から趣味などほかにも費やすことを考えると手軽に買える飲み物を選ぶ人が多くなるのかなと感じました。また「頼むなら」という質問には約半分の人がキャラメルフレーバーの生クリームが入ったドリンクと回答しており、これはスターバックスのメニューを想像した人が多かったからではないかと思います。
 これらの結果と分析をもとに、927日第一回共同メニュー制作会議を行いました。アンケートから共同メニューはドリンクに、ハロウィンが控えていたこともありキモカワ路線でデザイン案を練ってみるなど大まかなことを決定しました。また、「コーヒーが好きか?」という質問では半分ちょっとの人が嫌いもしくは苦手と答え、好きと回答した人でも6割の人がよく飲むのはカフェオレと回答しました。(図3)少し甘いくらいが学生にはあっているのかもしれません。そういったことを参考に、1013日第二回共同メニュー制作会議をしました。アンケートでは甘いものが好きな人が多かったため甘党をターゲットとし、コーヒー系統のメニュー以外をというテーマの新作がすでに出ていたので甘めのコーヒーもしくはコーヒー牛乳をベースにしたフロートに案を固めました。そして1024日には会議で決まったことをもとに試作案2つを実際に試しました。

①キャラメルソースとバニラアイス二つ並べるスイーツ
②コーヒーフロート(コーヒー牛乳ベース)

①は溶けてしまったり見栄えが思い通りにならなかったりすることから試作を繰り返すこととし、②の案で何度か試作を重ねました。(図4)さらに商品の値段設定を、アンケート結果をもとに行いました。まず「あなたが飲み物を注文するときに買おうと思える金額はどのくらいか」という質問ではそれぞれ20数パーセントずつくらいの回答で、最も多かったのは400500円となりました。(図5)そこになるべく値段を近づけつつ、原価などについて店長さんと相談した結果、商品価格は600円に定めました。また「どの媒体で商品を知りますか?」という質問には知人からの口コミと答える人も多くいましたが、25%の人は Instagramを挙げていました。図6Instagramの国内利用者数を年代ごとに示したものです。最も新しいデータだけでも日本人人口の4分の一が利用していることになります。また商品を購入するときにSNSを参考にしているのは図7のグラフから見ても10代から20代であり、これらのことから彼らに少しでも届けられるようInstagramを活用した宣伝をしたいと考えました。そこで、このメニューの写真をInstagramに投稿した画面を見せると50円返金というサービスをすることになりました。
 こうしてできたのが「コーヒーみるくん」です。コーヒー牛乳ベースのフロートで、お目目はクッキーとコーヒー豆チョコでできています。かわいさもおいしさも最大限詰め込みました。昨年11月から一か月ほど期間限定ですが、実際に販売させていただきました。売り上げはまずまずで大盛況とはいえませんでしたが、やりきった達成感はいっぱいでした。
 今回私はクラシティ活性化のために若い世代を呼び込もうとココチヤコーヒーさんと共同メニューを制作しました。また、実際に半田高校1年生にアンケートを取ったり、SNSでの影響などを考えてInstagramの活用方法を考えました。反省点は、主に半田市やクラシティの活性化としての解決策をすぐに一つに絞ってしまったこと、容器などにまでこだわりぬくことができなかったこと、ココチヤコーヒーにしかない突出した部分をつくれなかったことです。お声がけいただいたことに夢中になりすぎて、周辺の店舗などまで調べることができなかったのでより多角的な視点でみることができていたらよかったなと思います。ほかにも細かいところで改善点がたくさん見つかったので、これからの活動では視野を狭めないよう今回のことを生かしていきたいと思います。

講 評

論文顕彰を終えて

 地域のカフェ、地元の海、古民家、祭り。世の中をよりよくしたいという思いが詰まった、「第一歩」の足跡を読ませていただきました。社会に影響を与える大きな一歩、自分自身の成長につながる一歩と、バラエティーに富んでいました。
 論文執筆にあたり、ネット情報を集めるだけでは実感できない現実の難しさ、面白さにぶつかってくれたならうれしいです。これに懲りずに、一歩ずつ前進していってください。
 今回、審査員として集まった我々45回生の中には、みなさんの「第一歩」に触発され、自分の次の「一歩」をどう踏み出すかを考える人もいました。私たちもいい刺激をいただきました。
 ありがとうございました。(尾之内 潤)

(柊陵第67号 第34回在校生論文顕彰事業より)

糟谷昌志支部長(宮城大教授 37回生)のもと、愛知より林原健二校長、山下勇樹柊会会長(30回生)をお迎えして、仙台のホテル白萩にて開催されました。
 出席者は8名ですが、少人数だからこその和やかな語らいになりました。
東北在住卒業生、上は15回生(78歳)から下は65回生(28歳)まで、世代を超えた親睦の場となり、母校とふるさとの知多半島を偲びながら、有意義で楽しいひとときとなりました。
 「日々、仕事などで大変な毎日を送っていましたが、皆さまとの語らいで元気をいただき、新たな決意でがんばっていこうと思えました。」などの声を頂きました。
 会終了後、林原校長と山下会長を震災遺構である荒浜小学校をご案内しました(https://arahama.sendai311-memorial.jp/)。訪れるたびに胸が締めつけられる思いになります。この事実と教訓は、未来にしっかりとつないでいかなければならないと繰り返し思います。

                                 (文責)
                                  柊会 東北支部
                                  幹事 早川公康(42回生)

人材育成基金事業報告(半田高等学校国際交流事業への支援)
「タイ王国マヒドン校の来訪 2023.10.13()2023.10.19()

タイのマヒドン校から4年ぶりに半田高校への来訪がありました。交流の内容については、半田高校ホームページを参照下さい。(下記リンク先をクリック)

タイのマヒドン校の生徒との対面交流を行いました。 | 愛知県立半田高等学校ホームページ (handa-h.jp)

食費や宿泊、施設訪問のための交通費など滞在中にかかる経費については、柊会人材育成基金が全面的に支援しております。母校の国際交流事業に大きく貢献できる柊会事業の一つとなっております。
柊会会員の皆さまのご協力に感謝しております。

 令和5118日(水)、愛知県国際交流協会様より「令和5年度国際交流推進功労者表彰」を半田高等学校が受賞いたしました。イギリスやタイの高校と姉妹提携などを結び相互交流したり、海外の学生や県内外の他校の学生とシンポジウムによる交流を実現したり、国際交流の推進に貢献した功労を評価されての受賞です。
 表彰式には林原校長と岩井玲子英語教諭(半田高校国際交流担当・半高33回生)が参加し、神田真秋会長から表彰楯を授与されました。

 半田高校の国際交流にあたっては、卒業生の方々に、様々な面からご支援頂いております。
半田高等学校林原校長からも、「名誉ある賞をいただきました。これも柊会を始めとする多くの方の支援に支えられ、充実した活動を続けられた賜です。」と感謝を述べられております。

今後も皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

<半田高等学校の近年の主な国際交流事業について>

半田高等学校は、平成25年度からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けて活動を行ってきました。主な国際交流事業をご紹介いたします。
 平成25年度に英国のブライアンストン校(Bryanston School)へ生徒6名が訪問し、研究発表や科学実験・実習を行いました、それ以降も英国への訪問が毎年行われました。
 平成27年度にはタイ王国のマヒドン校(Mahidol Wittayanusorn School)との交流も始まり生徒3名がマヒドン校主催のサイエンスフェアに参加、タイ以外の国から参加のドイツやオーストラリアの生徒とセッション、研究成果の発表、意見交換を行いました。それ以降マヒドン校へも毎年訪問しています。また、タイのマヒドン校とは、相互の交流として平成30年度から半田高校への受入が始まりました。短い滞在期間ではありますが、タイからの生徒や先生と接したり交流をしたりすることで、在校生一同が国際交流を体感できる機会を得ることができています。令和5年度も10月にタイから生徒8名、引率教諭2名を約1週間受け入れしました。
 コロナ禍には、海外への訪問はできませんでしたがオンラインで交流を深めるきっかけとなりました。例えば、国際的なオンラインシンポジウムの企画運営に参加したり、国内連携校2校に海外校を合わせた1グループで国際共同研究をおこなったりしています。令和5年度も、オーストラリアの高校とのオンラインプログラムに生徒10名が参加、「月に住むには何が必要か」というテーマで意見交換し、様々な視点や気付きを得ています。

 令和5年10月6日(金)午後1時半から七中記念館で「法曹と語る会」が開催されました。本会は、愛知県弁護士会半田支部の協力を得て、「弁護士と語る会」から通算して25回目となります。今年度は、地元で活躍中の弁護士8名、裁判官3名、検察官1名をお招きし(うち本校卒業生10名)、在校生15名が参加して行われました。
 法曹の皆さまから、そして参加した生徒からの自己紹介で始まりました。前半は少人数でのグループトークを行い、なぜ法曹を目指したのか、どのような人が法曹に向いているか、職務の内容など生徒から多くの質問について一つずつ丁寧にお答えをいただきました。
 後半は、「死刑制度」「刑事責任能力」「同性婚」について全体討論。様々な角度からの意見をその場でホワイトボードに書きながら、活発な討論ができました。生徒からの疑問の一つとして胸につけている「バッジ」についても解説いただき、普段知ることの出来ない法曹の世界に触れて生徒達にとって楽しく実りのある有意義な機会となりました。

グループトーク

 

全体討論

 卒業30周年記念事業のひとつであり、半田高校SSH事業でもあるアントレプレナーシップ講演会が、本年度は「SSH成果発表会・アントレプレナーシップ講演会」と題して開催されました。本年度のアントレプレナーシップ講演会講師は45回生(平成6年3月卒業)です。

日 時 令和5年5月24日(水) 1415分~1515
演 題「挑戦 ~挑戦の結果=勇気×想像力×行動力~」
講 師 稲生 照久 氏【外科医】
    間瀬 由理 氏【雑貨店『biga』】
    You-Gee(林 雄二) 氏【ダンススタジオ『Studio U』】
    加藤・カファンド・理恵 氏(ブルキナファソ在住・ビデオ出演)【雑貨店『biga』】
    司会進行役 折出 賢一 氏【アナウンサー】

講演の概要

 本年度は、令和元年の41回生アントレプレナーシップ講演会以来、4年ぶりに体育館へ全学年生徒が集まっての開催となりました。
 講演会では、講師それぞれの過去の写真とともにどんな経験をしてきたかを紹介、その後勇気を持ってどんなことに挑戦・行動をとってきたか、そしてどんな結果を得ることになったかを、ここだけの話も交えながら紹介してくださいました。

 また、講演会最後には、これから挑戦をしていく半高生に向けた熱いメッセージとエールを、講演者お一人ずつからいただきました。生徒達にとって、多種多様な挑戦をしている先輩に触れる貴重な機会となりました。


 講演会終了後には、希望する生徒達と七中記念館にて座談会も行いました。

 

 令和4821日(日)15時から、「第22回柊会総会」が七中記念館にて開催されました。会報「ひいらぎ第21号」でご案内させていただいた通り、新型コロナウイルス感染予防の観点から懇親会は延期とさせていただきました。また、議決事項については、事前の議決権行使をハガキまたはインターネットでの回答でお願いしておりました。なお、当日は、マスクの着用、アルコール消毒、席の間隔を確保するなど万全の感染防止対策を実施するとともに、YouTubeによるオンライン配信も行いました。

 当日の出席者は、柊会会員13名(当日欠席者有り)、役員9名、事務局4名でした。

 物故者への黙祷から始まり、柊会会長、半田高等学校長からの挨拶の後、議事に進みました。事業報告ならびに会計報告・会計監査報告について事務局から報告がありました。

 次に、議決事項について事前の議決権行使の結果報告を行いました。

  1 議決権行使    総数572名 (インターネット回答とハガキ回答)

  2 議決事項及び議決権行使の状況

                         賛成    反対

  (第1号議案)規約の一部改正について     564    8

  (第2号議案)役員改選について        564    8

 以上のとおり、各議案は、過半数の賛成をもって、原案どおり承認可決されました。

 その他の報告として、以下の3点が報告されました。

 〇七中記念館(旧愛知県半田中学校武道場)の国登録有形文化財(建造物)の登録について

 〇2023年版(第12号)柊会名簿作成について

 〇併設型中高一貫教育について(PowerPoint使用)

なお、東京柊会からは、東京柊会第15回総会・懇親会の開催延期についての報告がありました。

 次に、柊会会長として就任された山下勇樹さん(半高30回)からご挨拶をいただきました。これまでも柊会役員の副会長として柊会活動を長年支え続けてきた山下さん、永田前会長の築きあげた流れを継承しながら、更なる発展を目指して挑戦する意欲と決意を述べられました。

 最後に、前会長退任の挨拶として、永田清前会長より挨拶をいただきました。第20回柊会総会で会長に就任すると同時に100周年記念事業がスタート、数々の難所を乗り越えてきたお話や、支えて下さった多くの会員の皆様へ、熱い感謝の気持ちを述べられました。

 閉会の締めの言葉として、加藤貞夫元校長先生から、柊会の長年にわたる半田高校への支援に対する感謝の言葉と新役員の皆様へのエールをいただき、笑顔での閉会となりました。

議事進行の様子新会長挨拶
会長退任の挨拶加藤貞夫元校長先生から