愛知県立半田高等学校柊会の公式ホームページへようこそ

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の平成30年度実施状況

スーパーサイエンスハイスクール事業について

 本校は、平成30年度から平成34年度までの5年間、第2期のSSHの指定を受け、第1期(平成25年度から平成29年度までの5年間)の成果を基に、また、一歩新しい指導の段階に踏み出しました。
 今期の本校SSH事業は、次の研究開発課題の下、幅広い教育活動を展開することとしました。
 「挑戦する人【発見する人、貢献する人、開拓する人】を育てる半田Risk-Takers養成プロジェクト”HaRT-Project”」
 具体的には「出る杭発見・伸長プラン」「起業家魂育みプラン」「海外進出促進プラン」の3つのプランからなっています。
 さらにこれらが支える3層構造になっているのですが、必ずしも1つのプランの下に1つの事業があるのではなく、それぞれがいくつかのプランを支える様な有機的で柔軟な構造となっています。
 これにより多角的な事業展開が可能となりました。

SSHパンフレット
SSHパンフレット

第1 主に出る杭発見・伸長プランに関わる取組
 1. 知多地区生徒探究発表会
 ・開催日 平成30年9月29日(土)
 ・会場 本校体育館、特別教室等
 ・日程 オーラルプレゼンテーション 9:25〜10:40
     ポスターセッション・サイエンスワークショップⅠ 12:00〜13:30
     ポスターセッション・サイエンスワークショップⅡ 13:50〜15:20
 ・参加者 本校全生徒、本校教員、保護者22名、近隣高校生30名、大学生6名、
      大学院生5名、引率教員等14名、県教育委員会指導主事、運営指導委員、
      評価委員、本校事業の指導大学教授

サイエンスワークショップ
サイエンスワークショップ
ポスターセッション1
ポスターセッション1
ポスターセッション2
ポスターセッション2
知多地区生徒探求発表オーラルプレゼンテーション
知多地区生徒探求発表オーラルプレゼンテーション

 2. 大学生による教育実践演習(高大連携事業−愛知教育大学)
 ・日程  第1回 平成30年6月20日 12:50〜17:00 2年生化学の授業参観、3年生探求活動の参観・助言
      第2回 平成30年11月22日 14:10〜16:00 2年生探求活動の参観・助言、質疑応答、研究協議
 ・参加者 第1回 大学生15名、大学院生4名、教員3名
      第2回 大学生14名、大学院生2名、教員3名

 3. 中学生サマーサイエンスセミナー
 ・日程 平成30年8月6日(月)13:30〜16:30 近隣中学生を対象に次の実験を行った。
      化学:身近な食品から成分を取りだしてみよう
      生物:身近な細胞を観察して大きさを測定してみよう
 ・参加者 化学 中学生14名、保護者1名
      生物 中学生2名
 ・講師  本校SSH自然科学部生徒(1年10名、2年10名)が講師を務めた。

サマーサイエンスセミナー
サマーサイエンスセミナー
サマーサイエンスセミナー2
サマーサイエンスセミナー2

4. 自然科学系コンテスト
 ・日程 平成30年7月8日(日)物理チャレンジ 2学年3名
     平成30年7月16日(月)化学グランプリ 2学年1名 1学年1名
     平成30年8月1日(水)数学甲子園 1学年3名、2学年4名、3学年3名
     平成30年10月20日(土)生物オリンピック 3学年3名 2学年1名
     平成30年10月20日(土)科学の甲子園トライアルステージ 2学年12名

・2018名大MIRAI GSC 2学年6名
     第1ステージ「研究とイノベーションについて考えてみよう」
           他9つの講演を聴講
     第2ステージ「生物農学研究科、応用微生物研究科、森林化学研究科」に配属され、
           他校生徒とペアで共同研究

第2 主に起業家魂(アントレプレナーシップ)育みプランに関わる取組
 1. アントレプレナーシップ講演会
 ・日程 平成30年11月10日(土)半田市福祉文化会館
 ・講師 第13代日本経済団体連合会会長
     榊原定征氏(東レ特別顧問)
 ・演題 現代の若者に期待すること
 ・対象者 全生徒 本校教員 保護者 本校卒業生
 ・講演内容
   〇 講演では、知多半島の自然の中で育った幼少期の思い出、本校在学中に炭素繊維の存在を知り、
     化学への道を志すようになった高校時代のエピソードなどの話をいただいた。
   〇「人を思いやる心や豊かな感受性が、新たな発見、発明、イノベーションにつながっていく、
     知多半島の本校で学ぶ生徒諸君は、その要素を多分に持ち合わせている」
   〇「志を高く持って自分の夢に向かって進んでほしい」
   〇 同じ学舎で学んだ先輩から後輩へのエールとも受け取れる話しぶりに生徒のアントプレナーシップを
     醸成し、大変興味深く感じられる生徒も多く、大変盛況であった。

榊原定征氏(半高12回生)
榊原定征氏(半高12回生)

 2. サイエンスコミュニケーション

サイエンスコミュニケーション案内ポスター
サイエンスコミュニケーション案内ポスター

 第1回 平成30年5月26日(土)
 ・講師 森 郁恵氏(名古屋大学大学院理学研究科・教授)
 ・演題 小さな生き物が教えてくれる脳の仕組み
 ・参加者 本校生徒27名、近隣中高生44名、保護者等16名
 ・講演内容
  〇体長1㎜の線虫を研究することで、人の医学の発展につながるように、一見関係のなさそうなことでも、
   つながりが出てくることを知ることができた。

 第2回 平成30年7月28日(土)
 ・講師 久野純治氏(名古屋大学大学院理学研究科・教授)
 ・演題 宇宙暗黒物質の正体
 ・残念ながら台風接近のため講演は中止された。

 第3回 平成30年10月20日(土)
 ・講師 山口茂弘氏(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所教授)
 ・演題 光る分子で拓く未来
 ・参加者 本校生徒27名、近隣中高生8名、保護者等4名、マヒドン校生徒・引率10名
 ・講演内容
  〇ノーベル化学賞を受賞した下村脩さん(奇しくも前日逝去)にも触れ、光る分子とは何か、
   それがどのような世界を創るかについて、生徒に分かりやすい言葉を選びながらお話をいただいた。
  〇化学の履修・未履修に関係なく、光る分子や合成化学の魅力を感じることができた。

 第4回 平成30年12月15日(土)
 ・講師 田島宏泰氏(名古屋大学宇宙地球環境研究所教授)
 ・演題 めざせノーベル賞!見えない暗黒物質をさがす
 ・参加者 本校生徒32名、近隣中高生9名、保護者等5名
 ・講演内容
  〇今回より開催場所が、柊陵会館から改修されたばかりの七中記念館に変わり、広い講演会場、
   大きなスクリーンで、今まで以上に快適な空間での講演となった。
  〇暗黒物質とは何か、それが周りの物質へどのような影響を与えているのかを、生徒に分かりやすい言葉を
   選びながらお話してくださった。
  〇この瞬間も我々の目の前を暗黒物質が通っていることなど、未知の話を聞くことができた。

 第5回 平成31年2月2日(土)
 ・講師 松岡 信氏(名古屋大学生物機能開発利用研究センター教授)
 ・演題 稲の収量を増やすには 〜ゲノム研究が変える植物育種〜
 ・参加者 本校生徒31名、近隣中高生1名、保護者等1名
 ・講演内容
  〇イネゲノムを解析したことで、イネの背丈や実る穂の数を交配により変えていくことができ、
   その研究によって私たちの食生活にもたらす恩恵と今後の課題についてお話をいただいた。
  〇遺伝子組み換えと交配の違い、そして、遺伝子に関する研究の技術力の高さを知ることができた。

松岡 信先生
松岡 信先生

 3. 最先端大学見学会(東京都医学総合研究所・東京大学)
 ・日程 平成30年7月31日(火)〜8月1日(水)
 ・場所 東京都医学総合研究所及び東京大学
 ・参加者 1学年3名、2学年5名、3学年5名

第3 主に海外進出促進プランに関わる取組
 1. 海外の高等学校との交流
 (1)タイ国マヒドン校生徒の来校
 ・日時 平成30年10月18日(木)〜10月23日(火)
 ・場所 本校、近隣都市、本校生徒ホームステイ受け入れ家庭等
 ・参加者 タイ・マヒドン(MWITA)校より生徒8名(男女各4名)、教員2名
 ・内容 校内研修(授業等への参加)、校外研修(大学、企業等見学)
     本校生徒自宅でのホームステイ、本校生徒がバディとなりマヒドン生を援助。

10月18日(木)朝、中部国際空港で出迎え、学校へ
        2・3限:オリエンテーション、校内見学、
        4限:授業(化学/生物)
        5限:授業(英語Ⅲ)
10月19日(金)終日 授業参加
        1限:書道
        2限:音楽/美術
        3限:英語Ⅱ
        4・5限:探究
        業後 部活動見学
10月20日(土) 午前 半田市内施設見学
         ミツカンミュージアム、半田運河、中埜半六邸
         酒の文化館、半田市博物館山車
      午後 サイエンスコミュニケーション参加 茶華道体験
10月21日(日) 終日 名古屋市内見学
         トヨタ産業技術記念館、
         その後グループ研修
        (名古屋城本丸御殿、名古屋市科学館、名古屋駅、
         名古屋祭り英傑行列、大須、熱田神宮等)
10月22日(月) 午前 名古屋大学ITbM見学、日泰寺見学
       6限 全校文化交流会(体育館)
         半田高校:吹奏楽演奏(両国歌・校歌)応援団エール、生徒会長挨拶
         マヒドン:科学プレゼン、学校紹介、文化紹介、伝統舞踊

全校文化交流会
全校文化交流会

10月23日(火) 午前 INAXライブミュージアム
       午後 LIXIL 榎戸工場見学
       業後 Farewell Party(七中記念館)
       夕方 中部国際空港で見送り

(ア)ホストファミリー及びバディ選定、準備
  ・1学期の保護者会時にホストファミリーの募集を呼びかけ、再度2学期の始めにも呼びかけたところ、
   約20名の家庭から応募があった。
  ・そこから男女・学年のバランス、通学時間等を考慮しホストファミリーを8名選考した。
  ・ホストファミリーの生徒をメインバディとし、さらにアシスタントバディを10名程募った。
  ・日程については、バディを中心としてなるべく多くの本校生徒とマヒドン生が触れ合い、
   行動をともにできるよう努めた。
(イ)校内研修(授業・日本文化体験)
  ・化学、生物、英語、書道、美術、音楽、探究の授業に参加してもらった。
  ・日本語の授業については、本校生徒が英語で通訳した。
(ウ)大学研修(名古屋大学教授講義及び名古屋大学訪問)
  ・土曜日午後に本校において参加希望者を対象に実施される「サイエンスコミュニケーション」に出席した。
  ・名古屋大学山口茂弘教授から「光る分子で拓く未来」の講義を受けた。
    講義後は、積極的に教授に質疑応答を行った。
  ・後日、名古屋大学の「トランスフォーマティブ生命分子研究所」ITbMを見学。
(エ)校外研修
  ・地元の半田市では、江戸時代から酒や酢づくりが盛んであり、ミツカンミュージアムや
   國盛 酒の文化館を訪れて、新旧の酒や酢の製造方法について説明を受けた。
  ・常滑焼で有名な常滑市では、LIXILの榎戸工場と併設のINAXライブミュージアムを見学し、衛生陶器製造の
   日本の技術に触れ、タイなどの東南アジア諸国との連携についても学習した。
  ・日曜日には、バディとグループになって名古屋市内を見学した。まず、トヨタ産業技術記念館を訪れ、
   世界企業であるトヨタ自動車が、自動織機の発明から自動車産業へ発展する変遷について学んだ。
  ・その後、名古屋市科学館などを見学した。
(オ)検証
  ・わずか6日間の滞在であったが、マヒドン生全員が非常に満足したと回答した。
   科学のトップ校であるマヒドン生にとって、特に、名古屋大学の見学や教授の講義などの高いレベルの
   科学教育に触れることができたことに対する満足度が高かった。
  ・全校文化交流会で、マヒドン生の科学プレゼンや学校紹介に対し、次々と本校生徒から質問が出て、
   盛んに交流活動ができた。
  ・マヒドン生たちは、母国では普段から英語を使って授業を受けているため、英語が大変堪能であった。
   英語で次々に質問してくるマヒドン生に対し、本校生徒たちは最初かなり圧倒されていたものの、
   授業内容を英語で一生懸命に説明したり、積極的にコミュニケーションを図ろうとする者も多かった。
  ・徐々に打ち解け、好きな歌手やアニメ・流行などの、高校生らしい内容を楽しそうに会話したり、
   メールアドレスを交換したりする姿もあった。
  ・マヒドン生のおかげで、本校生徒が刺激を受け、普段より積極的に英語を使おうとしている様子が見られた。
  ・バディを努めた生徒からは、全員が初めての経験だったのだが、
   「異文化への興味や理解が増した」
   「他国からのお客への十分なおもてなしができた」
   「もっと英語学習が必要だと実感した」
   「自分自身や自国を見直すきっかけにもなった」
   など、受け入れによるプラスの影響が大きかったことが分かった。

(2)SSHタイ海外研修(マヒドン校訪問)
 ・日程 平成31年1月7日(月)〜1月12日(土)
 ・場所 タイ・マヒドン校
 ・参加者 1学年4名 2学年2名、教員2名
 ・研修内容
  1月7日(月)中部国際空港発
        ワットポーにて研修
  1月8日(火)終日 Thailand International Science Fair2019に参加
        開会式、ポスター発表
  1月9日(水)終日 Thailand International Science Fair2019に参加
        口頭発表、サイエンスアクティビティー
  1月10日(木)終日 Thailand International Science Fair2019に参加
        科学分野における実地研修(Science Zone)、閉会式(Closing Ceremony)
  1月11日(金)午前 LIXIL Rangsit 工場
         午後 サイアムオーシャンワールドにて研修
  1月12日(土)中部国際空港着

マヒドン校訪問
マヒドン校訪問

 2. 国際的な自然科学系発表会・交流会
 ・日程 平成30年11月16日(金)〜17日(土)
 ・場所 立命館中学校・高等学校
 ・参加者 1学年2名、2学年1名
 ・内容 JSSF2018に参加

JSSF2018-1
JSSF2018-1
JSSF2018-2
JSSF2018-2

 3. 英語プレゼンスキルアップ講座
 ・日程 第1回〜第12回
 ・場所 本校
 ・参加者 第1学年及び第2学年の希望者
 ・講師 日本福祉大学 小倉美津夫氏

第4 学校設定教科・科目 〜「探究」を中心として 〜

 教科      科目名            単位  対象
 探究 探究Ⅰ(FR ファンダメンタル リサーチ)2  第1学年

 探究 探究Ⅱ(CR コラボラティブ リサーチ) 1  第2学年

 探究 探究Ⅲ(IR イノベーティブ リサーチ)  1  第3学年

 情報 情報科学と社会             2  第2学年

 英語 プラクティカル イングリッシュ※    2  第2学年
    ※令和元年度から実施

第5 SSH自然科学部
 本年度は、主に次のような研究発表会に参加した。
 7月 ・SSH東海フェスタ2018
     場所 名城大学
     参加者 2年生2名 3年生6名
     内容 口頭発表、パネルセッション、ポスター発表、
     「GET WELL 翼を授ける!」で優秀賞受賞

 8月 ・平成30年SSH課題研究交流会
     場所 名古屋大学
     参加者 1年生7名、2年生12名、3年生5名
     内容 ポスター発表

   ・中学生サマーサイエンスセミナー
    場所 本校
    内容 部員の企画・運営による中学生対象の実験実習
  
   ・平成30年SSH生徒研究発表会
    場所 神戸国際展示場
    参加者 3年生2名
    内容 ポスター発表
   
 9月 ・ひいらぎ祭一般公開
     場所 本校
     内容 サイエンスショー&ワークショップ

 10月 ・あいち科学の甲子園2018トライアルステージ
     場所 明和高校
     参加者 2年生10名

    ・第15回高校化学グランドコンテスト
     場所 名古屋市立大学
     参加者 2年生3名
     内容 ポスター発表

 11月 ・第17回AITサイエンス大賞
     場所 愛知工業大学
     参加者 1年生8名 2年生8名
     内容 発表、努力賞受賞

    ・SSH Japan Super Science Fair 2018
     場所 立命館中学校・高等学校
     参加者 1年生3名 2年生1名 
     内容 ポスター発表

 12月 ・科学三昧 in あいち2018
     場所 名古屋大学
     参加者 1年生13名 2年生13名 
     内容 ポスター発表 優秀融合研究提案賞受賞

 1月 ・MWITS Thailand International Science Fair 2019
     場所 タイ国 Mahidol Wittayanusorn School
     参加者 1年生2名 2年生2名
     内容 口頭発表、ポスター発表

 2月 ・高文連 自然科学部専門部研究発表会
     場所 知立市文化会館
     参加者 1年生11名 2年生12名
     内容 研究発表・展示発表、優秀賞受賞

 3月 ・イギリス研修
     場所 英国 Bryanston School
     参加者 1年生3名 2年生2名
     内容 口頭発表

 この他に、名古屋大学、名古屋工業大学への訪問、サイエンスコミニケーション等への参加あり。 



母校ホームページ
昨日 :
今日 :
累計 :
ページのトップへ