平成31年2月28日、体育館において、第29回論文顕彰事業入賞者の表彰式が行われました。
本事業は、半田高校卒業30周年記念事業として、平成2年度から始まり、今年度で29回目を迎えることとなりました。半田高校の卒業生に支えられる伝統的な事業の一つとなっています。
この事業の主体は、柊会、PTA、卒業30周年同窓生有志の皆さんですが、半田高校第40回生を中心に実行委員会が組織されました。
今年度のテーマを「私のよさ・みんなのよさ〜私の大切にしたいこと〜」に決定し、1,2年生全員と3年生の希望者に応募の呼びかけをしました。
締め切り日を平成30年12月14日とし、495編(1年生245編、2年生247編、3年生3編)の応募がありました。今年度の495編を合わせると、この29年間に6,014編の論文が書かれたことになります。
12月16日に予備審査を行い、これに基づいて平成31年1月27日に本審査を行いました。本審査では、予備審査で残った21編を審査委員全員が再度1編ずつ読み総合的に評価し、上位者を選びました。その中から厳正な審査の結果、以下のように入賞作品を決定し、同年2月7日に論文顕彰選考委員会(柊会役員、PTA役員、学校)で了承を得ました。
平成31年2月28日に開催された入賞者発表・表彰式においては、第40回生代表磯貝祥也氏から賞状及び賞品が授与されました。また、その他の応募者全員に参加賞が贈られました。
今回の顕彰事業を担当された半田高校第40回生の皆さんを始め、ご尽力いただいた多くの方々に心から感謝申し上げます。
1 平成30年度のテーマ
「私のよさ・みんなのよさ~私の大切にしたいこと~」
2 応募総数 495編
3 入賞作品
最優秀賞 「後ろ向きでも前進を」
優秀賞 「私の考え みんなの考え」
〃 「大切の在りか」
〃 「経験を『よさ』に」
佳 作 「視点を変えてみえた自分」
〃 「生きる力」
〃 「出会いと繋がり」
〃 「表情の役割」
〃 「詩から学んだこと」
特別賞 「MAGIC」
〃 「それもまた『よさ』」
講評
論文顕彰を終えて(半田高校第40回生 論文顕彰事業担当者一同)
495編の応募をいただき、ありがとうございました。
今回のテーマは、「私のよさ・みんなのよさ~私の大切にしたいこと~」です。このテーマにした経緯は、下記の「追記」に掲載されていますので、ご参照ください。
審査は、できる限り公平になるよう、以下の採点基準を目安に行いました。
①テーマに沿っているか 0~5点
②内容面がよいか 0~7点
③形式面がよいか 0~3点
ただ、本審査対象の21編の論文は、優秀な論文ばかりでしたので、審査員26名(40回生20名、先生6名)の評価が分かれてしまい、各審査員が「最優秀」と評価した論文が21編中15編に分かれ、先生6名が「最優秀」と評価した論文も5編に分かれてしまいました。
このように、どの論文にも最優秀賞を受賞する可能性がある中、審査員26名全体で最も評価の高かったものを最優秀賞に選ばせていただきました。選考終了後、約70名で分担して審査した予備審査時の結果を見返したところ、今回最優秀に選ばれた論文が予備審査でも最も評価が高かったことが分かりましたので、妥当な結果だったと思います。
本審査対象の論文の全体的な印象として、1年生の論文は個性的な内容で迫力があるものが多く、3年生の論文は論理的抽象的な内容で深く考察されているものが多く、2年生の論文はその移行期のものが多い、と感じました。それぞれの論文のよさは、今後も持ち続け伸ばしていって欲しいと思います。
今回の論文を通じ、みなさんが認識・再認識したそれぞれのよさ・大切にしたいことを、他者と関わりつつ、伸ばしたり増やしたりして、みなさんの人生が豊かになっていただければと、審査員一同、心から願っています。(石黒輝之)
(柊陵第62号第29回在校生論文顕彰事業より)
追記
今回の論文のテーマは、以下の5つの観点から考えていきました。
①生徒自身の夢・将来・生き方・大切にしていること等が書ける。
②その生徒しか書けないようなこと、特に①の元となった生徒自身の経験・課題等が書ける。
③書きやすいものにする(どんなテーマでも書ける。身近なことで書ける。)
④明るいものにする。
⑤過去のテーマ、特に直近のテーマと極力重ならない。
実行委員会での協議の結果、人(他者)を意識したものにしたい、「よさ」という視点を入れたい、という意見が多かったため、今年度のテーマを、「私のよさ・みんなのよさ~私の大切にしたいこと~」にしました。
ポスターは、美大卒で、自動車のインテリアデサインを担当していたGさんに担当頂きました。
次に、応募の増加を図るため、運営面を見直しました。応募方法について、昨年度までは、1,2年生の夏休みの宿題として論文と読書感想文とが選択制で、夏休みの宿題として提出後、専用の原稿用紙への清書・提出が必要とされていましたが、これを夏休みの宿題の提出と応募を兼ねられること(清書不要)としました。その他、ワードでの作成・提出をしやすくし、また、最低字数を「本文1800字以上・・・」にして200字減少させました。
経費も見直しました。論文入賞作品集の発行につき、佳作・特別賞も「柊陵」に掲載することで廃止させて頂き、10数万円を削減しました。また、専用の原稿用紙も、読書感想文と同じにすることで廃止し、数万円を削減しました。
以上の結果、応募数は、先生方にも効果的に告知頂き、昨年度の約3倍で過去最高の495編となりました。
応募数大幅増加のため、予備審査の一次審査の審査員数を昨年度の3名から2名に減少せざるをえませんでしたが、できる限り適正・公正に審査したと考えています。
柊陵第62号『あ~楽しかった!』磯貝祥也(第40回生)より