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写真家村井修氏(半中24回生)が七中記念館を訪問

 平成28年10月9日(日)午前10時30分、写真家村井修氏が写真撮影の下見のため、七中記念館を訪れました。村井氏は、9月16日から10月16日まで「半田の街を巡る写真展 めぐり逢ひ」を開かれており、その忙しい合間を縫って駆けつけていただきました。また、奥様の村井照子氏(県女37回生)も一緒に来ていただき、ご夫妻そろって旧武道場を見学していただきました。
 村井氏からは、旧武道場での厳しい寒稽古の思い出や七中の校章をデザインした学生服のボタンの話があり、懐かしい思い出話に花が咲き、関係者一同大変楽しいひとときを過ごすことができました。また、昭和23年9月の旧制半田中学校と旧制愛知県立知多高等女学校の全校生徒による対面式の写真をみつけて、この写真のどこかに奥様がいるのではないかと、おおいに話が盛り上がりました。村井氏からは七中記念館に現存している資料は、貴重な宝であるとのご意見をいただきました。

10月23日村井氏が亡くなられました。突然の訃報に戸惑っております。
改めて、村井氏の母校や後輩に対する温かい思いやりに心から感謝申し上げます。
村井氏のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。(10/27追記)

【参考】写真家 村井 修 OSAMU MURAI/Photographer
 1928年半田市生まれ。旧制半田中学校卒、現・東京工芸大学卒業(元東京写真大学専任講師歴任)
 建築や彫刻を被写体とした写真家活動を始め東京で独立。小田仁二郎氏、瀬戸内晴美(寂聴)氏らによる同人誌「Z」の表紙(写真)を担当する。新旧東京都庁舎ほか一連の丹下建三氏の建築、白井晟一氏の作品など数多くの建物を撮影し、80年代には数年間に及ぶ京都迎賓館の撮影を手掛けた。シドニー・オペラハウス、関西空港、中部国際空港セントレア、東京駅など時代を代表する建物の写真を撮影・発表している。
 日本建築学会文化賞、日本写真家協会功労賞、東川賞を受賞。一人の写真家の眼を通した長期取材と著作「世界の広場と彫刻」により毎日文化特別賞受賞。2014年にはヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞もグループ受賞した。現役として写真家活動を続けている。

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