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100周年記念式典・記念講演・記念アトラクションの開催

 平成30年11月10日(土)午後1時から、半田市福祉文化会館・雁宿ホールで、ご来賓、同窓生、一般市民、在校生、教職員など約1,130人が参加して、半田高等学校100周年記念式典、記念講演及び記念アトラクションが開催されました。

1 100周年記念式典の概要
 記念式典は、午後1時から吹奏楽部によるファンファーレで始まりました。司会は、NHK神戸放送局の広坂安伸氏(半高33回生)が務めました。
 冒頭、100周年記念事業実行委員会の永田清会長から、募金について、柊会会員や地域の皆様のこれまでのご理解・ご支援に心からの御礼を申し上げるとともに、特定寄附について、目標額を上回ったことを報告し、会場から大きな拍手がわき起こりました。また、100周年記念事業の進捗状況について、七中記念館(旧武道場)の改修が10月に完成し、歴史的建造物として保存するだけでなく、未来型の授業ができる教室に生まれ変わったとの説明がありました。さらに、来年3月に刊行予定の半田高等学校百年誌が本校の歴史と伝統を継承し、未来につながる架け橋となること期待しているとあいさつしました。
 また、大村秀章愛知県知事、伊藤志のぶ愛知県教育委員会委員及び榊原純夫半田市長(半高18回生)のご来賓の方々からそれぞれ心温まるご祝辞をいただきました。
 続いて、永田会長から、生徒を代表して中山聖梨生徒会長に100周年を記念する贈呈目録が手渡されました。中山生徒会長からは、「私達は、失敗を恐れず多くのことに挑戦し、自分たちの手で未来を切り拓いていきます。先輩方から受け継いだ半高生の魂を未来にもつなげていきます」と力強い誓いの言葉が述べられました。
 謝辞に立たれた澤田哲校長は、愛知県立第七中学校初代校長鈴木周作氏の「自学自治自鍛」という言葉を引用しながら、歴史と伝統を次の100年へつなぐとともに、新たな挑戦や夢を追求し続けることの大切さを述べられました。
 最後に、出席者全員が立ち上がり、半田高等学校校歌を斉唱しました。

2 記念講演
 午後2時から記念式典と同じ会場で、日本経済団体連合会名誉会長、東レ株式会社名誉顧問の榊原定征(半高12回生)氏から「現代の若者に期待すること」をテーマに、記念講演をしていただきました。
 化学を志すようになった高校時代のエピソードなど自らの経験をもとに、在校生に「思いやる心や豊かな感受性こそが、新たな発見、発明、イノベーションにつながる。そうした要素を皆さんは受け継いでいる。夢、志を高く持って」と、米ボーイング社の飛行機模型を使いながら、熱く語られました。

3 記念アトラクション
 記念講演に引き続いて、午後4時から2年生を中心とした総勢200名を超える半田高校生と俳優渡辺哲(半高19回生)氏による「HOPE!〜新時代の幕開け」と題した創作劇が披露されました。半高生の若者5人が、幽霊となって現れたひいおじいさんに頼まれ、仲間とともに、時空を超えた宝探しの旅に出かける物語です。映像、歌、創作ダンスなど半高生の創造力や感性を結集したもので、さらに、OBの方々の力も借りて大道具も凝った物となっており、総合芸術の体をなしていました。物語の終盤、ひいおじいさんが自分の思いを独白する場面に、渡辺哲氏が登場し、ひときわ大きな拍手がわき起こりました。限られた時間の中で、シナリオから演出まで全て生徒の皆さんの手作りによるもので、会場からは、同級生の皆さんの熱演に、大きな拍手と歓声が飛び交いました。100周年にふさわしく、いつまでも出演者と観客の記憶に残る物語となりました。



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